【実際に就職】環境調査会社の求人の探し方 | 調査員になるために実践したこと

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環境調査は自然や生物を間近で感じながら仕事ができるので、興味を持ったり就職したかったりする人は珍しくありません。

ただ少し特殊な仕事だけに、いざ求人を探してみても見つからないことが多いです。

僕もフィールドワークが好きで環境調査を希望しましたが、求人の少なさには驚きました。

とはいえ探し方によっては見つかりますし、希望の会社に就職することは可能です。

今回は、実際に環境調査会社に就職した方法を紹介します

環境調査歴8年で、会社にも5年務めた経験があるので内部事情もふまえて解説します。

目次

環境調査会社の求人は見つけにくい

そもそも環境調査会社は少ないので、求人数が少ないのは事実です。

さらに求人を出していなかったり、多忙で採用活動まで手が回らなかったりする会社もあります。

ここで大切なのは、「求人を出している以外の会社」まで視野を広げることです。

  • 求人情報サイトに掲載していないけど自社ホームページで採用活動をしている
  • 求人は出していないけど人材がほしい

といった会社も多いため、方法次第では就職できる場合があります。

僕の場合は会社のホームページから連絡することで就職につながりました。

環境調査会社の求人の探し方

実際に環境調査業界で就職活動をした経験と業界歴8年の内部事情をふまえて、環境調査会社の求人の探し方を紹介します

具体的には次の3つです。

  • 求人情報サイトで探す
  • 環境調査会社のホームページから採用情報を探す
  • 環境調査会社に連絡する

どの方法も王道ですが、コツ次第で見つかる求人数が変わります。

求人情報サイトで探す

「求人情報サイト」で探すのは必須です。

広く浅く探せるので、求人数が少ない環境調査の会社を探すなら欠かせない方法です。

調べてみたところ、求人情報サイトの「doda(デューダ)」は、比較的環境調査会社が多いです。

僕がフリーランスとしてお付き合いしている企業も複数ありました。

会員登録・利用料は無料です。採用が決まると求人を出している企業から支払われるシステムになっています。

情報収集するだけでもおすすめです。

ただ求人サイトに掲載するためには掲載料が必要なので、どちらかと言うと採用活動に資金が出せる大手~中堅企業が多いです。

小規模企業は就職サイトに掲載することに資金を回さない場合があるため、求人サイトでは見つからないことも少なくありません。

環境調査会社のホームページから採用情報を探す

環境調査会社が運営しているホームページから採用情報を探します

僕が環境調査会社に就職したのはこの方法です。

「環境調査会社 採用」と検索すると、各会社の採用情報ページが表示されるので、応募フォームに入力して返答を待ちます。

他にも就職したい専門分野に合わせて、

  • 哺乳類調査 採用
  • 鳥類調査 採用
  • 魚類調査 採用
  • 土木・建設調査 採用

といったように検索すると、それぞれの分野で調査している環境調査会社を探すことができます。

上位のページは就職・転職サイトが多いので、下位まで見るのがポイントです。大手~中小企業まで探せますし、それほど時間もかかりません。

また採用情報を載せていなかったとしても、検索に出てきた環境調査会社はメモしておきましょう。次に紹介する「環境調査会社に直接連絡する」方法につなげられます。

環境調査会社に連絡する

ホームページに採用情報を掲載していなくても、求人を出したい会社はあります。

そのような場合は、「直接連絡する」のもおすすめです。

ちょうど人が抜けたタイミングや増員したいときに効果的です。

電話番号であればホームページに記載されていることが多いので、電話連絡がおすすめです。ハードルが高ければメールでもかまいません。

大手~中規模企業は求人情報サイトで求人したり、ホームページに採用情報を載せていたりすることが多いので、どちらかと言うと小規模企業向きの方法です。

環境調査会社に就職するために必要な資格と能力

SNSで環境調査について発信していると、「環境調査員になるために資格は必要ですか?」という連絡がよくあります。

本気で就職したい場合、資格を取得して就職率を上げたい気持ちもわかります。

ただ確実に必要な資格は「普通自動車免許」だけです。現場は車移動がメインなので、運転できなければ仕事になりません。

マニュアル車を運転できる「マニュアル免許」だとなお良いです。現場では険しい道があるとはいえオートマがメインですが、稀にマニュアル車を運転する機会があるためです。

この他の資格は、なくても就職できますが生物調査なら「生物分類技能検定」の2級以上があるとアピールになります。

とはいえ、生物調査や土木・構造物調査ともに入社後に必要な資格は取得できます。

環境調査員に必要な能力

実際のところ資格よりも「フィールドを安全に歩ける能力」をアピールできると強いです。

環境調査で一番避けたいのは現場での事故やケガ。

自分が痛いだけならまだしも、元請けにも多大な迷惑がかかるため最悪の事態といえます。

また生物や自然が好きでも、いざ仕事にするとギャップを感じて辞めてしまう人もいます。環境調査の仕事内容を多少なりとも経験して、知っているうえで就職を希望すると印象が良いです。

環境調査の経験は、アルバイトやインターンで積むことができます。

ただ未経験であっても、

  • 登山
  • ロッククライミング
  • ダイビング

など、自然と深くかかわる趣味があり、フィールドワークができることをアピールできれば強い武器になります。

一方で資格があっても「現場を歩けない可能性がある」「体力がないかもしれない」と判断されると、採用側も心配や不安を抱える可能性が高いです。

まとめ:環境調査会社の求人は時間をかけて探そう

環境調査の求人は少ないですが、確実にあります。

フリーランスとして出入りしている会社でも「人手が足りない」と嘆いているケースは少なくありません。

ただ適当に探しても効率が悪いので、

  • 求人情報サイトで探す
  • 環境調査会社のホームページから採用情報を探す
  • 環境調査会社に連絡する

といった順で探してみてください。求人サイトで広く浅く探して、さらに環境調査会社のホームページを検索することで取りこぼしをなくす。

それでも希望の求人がなければ「採用情報は出していないけれど人手がほしい会社」をターゲットに直接連絡します。

環境調査は生物や自然が好きな方にはおすすめの仕事です。人生は一度きりですし、後悔しない選択をするようにしてください。

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この記事を書いた人

椿ほだかのアバター 椿ほだか フィールドワーカー

会社員5年、独立3年、計8年の現場仕事を経験。仕事終わりのビールを我慢して、きつい現場仕事中心の生活を改善するノウハウを実践&発信しています。現場作業と土木・構造物調査、環境・生物調査が仕事。関東在住で趣味は登山・キャンプ・スノーボード。「体を壊したら終わり」&「時間の切り売り」がつづく仕事に不安を感じて行動中です。

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